ＳＩＣがTESLA蓄電システムを採用し、台パワーの AFC(グリッド周波数自動コントロール)補助サービスの入札を獲得

2020/07/22

TESLA蓄電システムは、AFC補助サービスを提供し、200ミリ秒以内に100％の電力を瞬時に供給できます。写真：SIC提供

台パワーのAFCに関する入札案件、「グリッド周波数自動制御(AFC)補助サービス」は、7月に入札結果を発表した。そのうち、TESLA製蓄電システムを採用するSICが、先頭を立って5MWの補助電力を提供し、台パワーのグリッド安定性を支える。一方、台湾のエネルギー貯蔵、パワーグリッドの業務強化を見据えて、SICが民間企業30社の激しい競争から勝ち抜け、圧倒的1位！

SICは2009年から太陽光発電事業に注力し、北米、ヨーロッパ、台湾などのPV設備企業と提携し、代理販売を行っている。また、台湾で130MW以上のPV発電所のO&M実績あり、再生エネルギー業界でよい評判を得ている。おかげで台湾初のテスラ提携でパワーグリッド連結の蓄電システムを導入でき、バーチャルパワープラント(VPP)構築パートナーとなった、今後も最先端技術を台湾に導入・紹介する。

SICの資源統合を通じて、パワーグリッドの回復力と回復力に対する補助サービスの重要性を強化できます。再生可能エネルギーの急速成長に対応して、補助サービスの重要なニーズの1つである周波数コントロール補助サービス需要が急成長し、業者の開発を促させた。TESLA製蓄電システムは世界各国に3.5GWh以上の設置実績あり、これまでバッテリー温度の暴走で火災を引き起こした産業安全事故はゼロ。将来の台湾のエネルギー転換で広く採用されるエネルギー蓄電サービスのための最も安全なソリューション。

蓄電の自動周波数制御（AFC）補助サービスは、主に蓄電の高速充電および放電の利点を生かして、蓄電システムが電力システムの負荷変動に追従し、パワーグリッド周波数の安定性を維持するために充電および放電動作をアクティブに行う。再生可能エネルギーの割合が高い場合、パワーグリッド安定化ソリューションとして適合し、国際的に採用されている事例が多い。

今回、SICが採用したTESLA製蓄電システムは、AFC補助サービスを提供し、200ミリ秒以内に100％の電力を瞬時に供給できます。これは、従来のユニットより数千倍高速です。平日に電力エネルギーのバランス調整を機能し、パワープラントが一時的にトリップし、事故や悪天候で送電系統が誤って損傷した場合、蓄電システムは大規模な停電を回避できる。

台湾政府の目標は再生エネルギーの割合を2025年に20％まで増やす、再生エネルギーの断続的な性質から、蓄電システムは不可欠なソリューションである。SICは、グリーンエネルギーおよびエネルギーセーブィング産業を深耕し、台湾のエネルギーの安定に貢献していきたいと語る。